I is for Insane

統合失調症患者が綴る雑記

表現の自由

表現の自由を守ろうと言うヒトがいる。その一方で、不快な表現は許容すべきではないというヒトもいる。

表現の自由が公権力によって規制されたとしよう。誰がわざわざリスクを犯して罰せられるような行為をするのか?そりゃリスクとリターンを天秤にかけて、リターンが大きい(と思われる)ほうを選ぶのがヒトだろう。つまり、表現するほうが選ばれたとしても不思議ではない。

まあ、いままでの表現者は全員ではないにしろそうやって表現してきたんじゃないかと。つーわけで、表現の自由なんて守らなければならないとかいう類いのものではないんですよ。ヒトは自由である以外の在り方ができないので、たとえどんな厳罰を課せられようとも表現したければするよ。これ、殺人だって同じことよね。

私たちは自由であるべく呪われている、ってわけさ。この社会は平等でも公平でも公正でもない。だけど、この呪いだけは確かに存在する。