I is for Insane

統合失調症患者が綴る雑記

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

植松聖の発言について

「障害者が人間ならば、彼らが罪を犯した時同様に裁かれるはず」 →その通り。 「知的障害を理由に裁かれないという事実は、彼らが人間ではないことを証明している」 →どんな障害者であっても罪を犯したなら裁かれて然るべきで、障害を理由に裁きを免れる現在…

自分語り

統合失調症と診断されるよりもずっと前から、とても苦しい人生だった。通学することはおろか生活することすら満足にできなかったのだ。毎日お風呂に入れない、食後に歯磨きをすることも出来ないような人間。 両親からマトモな教育を受けた記憶が無いし、「普…

認知行動療法の限界

自分自身の偏った認知に気づくことで、気持ちは安定するかもしれない。ただ、当然のことながらそれは事実に対する認知が変わっただけであって、事実それ自体は不変である。 私がQさんのことを好きであっても、Qさんが私のことを好きではないという事実は変え…

自己肯定感の作用について

精神衛生において自己肯定感は大切だ、と喧伝されている昨今。本当に自己肯定感は高いほうが望ましいのだろうか。例えば、こういう想像をしてみたらどうだろう? “X君は自己肯定感がとても高い。それゆえに彼は自らのギターの腕前を過大評価しているが、私た…